ほぼ1年にわたって放置されていたブログですが、
最後の更新にまいりました。
本日4月4日朝9時頃、私の最愛のレイたんが息をひきとりました。
存命中にレイたんを可愛がって下さった皆様、本当にありがとうございました。
Twitterをご存知の方は経過を知っていらっしゃると思いますが、
去年卵巣摘出手術を受けた後、肝機能の低下が見られ、
約1年にわたり通院と投薬を続けてきましたが肝機能は元に戻らず、
原因不明のまま対症療法を行うも悪化の一途をたどり、
結果他の内蔵にも相当な負担がかかっていたようで、
今朝発作のような痙攣をおこしてあっという間に旅立って行きました。
昨日までは飛んで私の肩にとまったり燕麦を食べたり、普通に暮らしていたレイたん。
思えば深夜未明頃、寝る前にレイたんが少し変わった鳴き声を一声あげていた時に、
確認すればよかったのです。
朝レイたんを起こしたときすでに、一目で憔悴しきっているとわかる状態になっていました。
顔中吐いたもので汚れ、ぱっちりした目は半分しか開いておらず、
つかんだ身体は寝る前よりずっと軽くしぼんでいました。
未明から私がモソモソと起きてくる数時間の間、
暗闇と苦しみのなかでひとり居たと思うと胸が詰まってしょうがありません。
あのとき気がついてせめて保温をしてあげたかったです。
それでもレイたんは私が起きるまで待っていてくれたのでしょう。
少しお水を飲ませ別の部屋で用をすませてケージを覗くと、
レイたんがのけぞるように痙攣をおこしてました。
咄嗟に手のひらでつつんでレイたんを呼びましたが、
そのまま手をすり抜けて飛んでいってしまいました。
私の声が届いたかどうかも定かではありませんが、
届いていたらいいなと切に願います。
いま、後悔ばかりが胸の中にあります。
もっと愛してあげればよかった。
毎日写真を撮って、
あの子の呼び声ひとつひとつに答えてあげて、
もっと話かけて、
もっと瞳を見つめてあげればよかったとそればかり考えてます。
そしてそうしてさえあの子から貰った愛情にはとうてい足りないと痛感してます。
レイたんは私にとって理想のインコそのものでした。
ほかのどんなに美しいインコや可愛い雛を見ても、
欲しいと思った事がないほどレイたんが最高でした。
世界で一番可愛くて美しかったレイたん、
だけどちょっとお別れが早すぎた。
もっとマイペースにのんびり私と一緒に過ごして欲しかった。
それだけが、そこだけがレイたんが私にした最初で最後のヒドい事だったと思います。
涙でくしゃくしゃの私に、
母が「生きものを飼っていたらこうなるのわかってたでしょ?
何度もそういうことあったじゃない」とあきれたように言いました。
そのとおりだけど、だからこそ私は知っている。
この悲しみはそのうち身体の中にしみ込んで、涙もとまってかわいていく。
そうなったとき、私の心の表面に浮かび上がってくるものは
レイたんに愛されていたという喜びだということを。
だからいつかまた、レイたんみたいに可愛い子をお迎え出来たらいいなと思っています。
時間がかかるとは思いますが。
だってレイたんは私の理想のインコだったから。
最後に、1年間にわたりレイたんの治療をしてくださった院長先生と、
それを見守ってくださった皆様にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

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